シミの治療薬としてバツグンな効果「トラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)」
◆特徴を調べてみた
トラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠は肝斑(かんぱん)治療薬として有名なトランシーノのジェネリック医薬品です。
有効成分として1錠にトラネキサム酸を500mg配合し、服用することで黒ずんだシミを薄くすることができるためきれいな肌を取り戻せます。
肝斑とは、薄く褐色でやや大きい、ほほ骨に沿って左右対称にできるシミのことです。
肝斑を発症する方は圧倒的に女性が多く、女性ホルモンが関係しているといわれています。
妊娠・経口避妊薬などの女性ホルモンを摂取することにより肝斑の症状が誘発・悪化することからも、肝斑は女性ホルモンが関係していることを示しています。
有効成分トラネキサム酸はこの肝斑に治療効果をあらわしますが、女性ホルモンに直接影響を与えずに効果をあらわします。
そのため、安全性が高くほとんどの方が服用することができ、病院から処方されるだけでなく化粧品や日焼け止めとしても利用されています。
一般的には、のどの炎症や湿疹、蕁麻疹、出血などの症状を改善し、この作用を目的に病院から処方されています。
トラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠は、有名なジェネリックメーカーのテバグループによって製造・販売されています。
テバグループは、製薬メーカーとしては世界10位以内、ジェネリックメーカーとしては世界No.1の企業です。
1901年に創業され、現在では従業員数は約58,000人で、世界100ヵ国で展開されています。
日本でもテバグループは展開しています。
世界No.1ジェネリックメーカーだけあり、トラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠は、先発品トランサミン錠と勝るとも劣らない優れた効果をあらわします。
◆効果・効能を調べてみた
- 全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向 (白血病、再生不良性貧血、紫斑病等、及び手術中・術後の異常出血)
- 局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血 (肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)
- 下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状 湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹
- 下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状 扁桃炎、咽喉頭炎
- 口内炎における口内痛及び口内粘膜アフター
◆有効成分を調べてみた
有効成分トラネキサム酸はアミノ酸の1種です。
服用すると、炎症を引き起こす酵素であるプラスミンを抑制する抗プラスミン作用をあらわします。
プラスミンは、シミなどの原因となるメラニンを産生するメラノサイトという酵素を活性化させる作用もあります。
日光からの紫外線や女性ホルモンなど様々な刺激によって生成されたプラスミンがメラノサイトを活性化してシミとなってしまいます。
トラネキサム酸は、このプラスミンを抑制することでメラノサイトの活性化を阻害し、シミの原因となるメラニンの産生を抑えます。
それによって皮膚の黒ずみをなくし、美しい白い肌に変えます。
トラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠を服用するうえでの注意点は、上記のように風邪などののどの痛みでも病院から処方されることがあることです。
もし、美白のためにトラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠を服用しているあいだに風邪などをひき病院を受診する場合、のどの痛み止めとして同じ有効成分トラネキサム酸を配合する医薬品を処方されることがあります。
そのため、トラネキサム酸が重複してしまわないように病院を受診するときは自分がトラネキサム酸錠500mg(トランシーノ)50錠を服用していることを医師・薬剤師に報告し一緒に服用してよいか必ず確認するようにしてください。
◆用法と用量を調べてみた
- トラネキサム酸として、通常成人1日750~2,000mgを3~4回に分割服用します。
なお、年齢、症状によ り適宜増減します。
肝斑の治療で服用する場合
- 肝斑の治療で推奨されているトラネキサム酸の用法は、1日2回朝夕食後に服用してください。
1日総量750mgを服用するようにしてください。 - トランシーノは、2ヵ月以上服用することができません。
2ヵ月間トランシーノを服用した後は、2ヵ月間はトランシーノの使用を中止し、休薬してください。 - トランシーノの使用を中止後、肝斑の症状がまたあらわれた場合はトランシーノをまた使用できます。
しかし、前回のトランシーノの使用から最低でも2ヵ月は間隔をあける必要があるため、休薬期間中はビタミンCのサプリメント等で皮膚症状の維持に努めるようにしてください。
◆日本での価格を調べてみた
日本でも、有効成分トラネキサム酸を含有するお薬を病院から処方してもらうことができます。
日本ではトランサミン錠500mgというお薬を病院から処方してもらうことができます。
50錠分のトランサミン錠500mgを、日本の病院から処方してもらうのにかかるコストは、
初診料・検査料:3,500~4,500円
トランサミン錠500mgの価格:1錠17.5円×50錠=約880円
合計約4,380~5,380円もかかります。
保険が適用されて3割負担になっても約1,320~1,620円かかります。
◆副作用を調べてみた
有効成分トラネキサム酸は、服用することでいくつかの副作用が起こることが報告されています。
報告されている副作用の症状と発症頻度は以下の通りです。
<0.1~1%未満>
- 食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ
<0.1%未満>
- そう痒感、発疹等、眠気
重大な副作用としては、痙攣が起こることが報告されています。異常が認められた場合には必要に応じ服用を中止するなど適切な処置を行うようにしてください。
◆使用禁忌を調べてみた
- トロンビンを投与中の患者
◆使用にあたって注意事項を調べてみた
- 一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意するようにしてください。
◆レビューについてを調べてみた
◆さらに詳しいレビュー情報
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