緑内障の治療薬「ダイアモックス(アセタゾラミド)250mg」
◆特徴/効果を調べてみた
ダイアモックスは炭酸脱水酵素の働きを抑える薬で、主に緑内障の治療薬として使われます。炭酸脱水酵素は目や腎臓、脳などにある酵素で、水分と炭酸ガスの反応に関わります。緑内障とは眼圧が高くなる病気で、40歳以上の人を検査すると100人に4人がかかっているとされています。眼圧が高くなると視神経が障害を受けやすくなり、症状が進行すれば失明する恐れがあります。
眼の中には房水という液体が循環しており、房水が過剰に作られたり、房水が排出される部分が詰まったりすると眼圧が高くなります。房水の生成には炭酸脱水酵素が必要ですが、ダイアモックスは房水の生成に必要な炭酸脱水酵素の働きを抑えることで房水の生成を抑制し、眼圧を下げて症状の進行を抑える働きがあります。
また、メニエル症候群、月経前緊張症、睡眠時無呼吸症候群の症例に使用されます。また、高山病は血中の酸素濃度が低くなることで起こる症状ですが、ダイアモックスには呼吸中枢が刺激して呼吸回数を保つ働きがあるので、高山病の予防や治療に使われます。
◆有効成分/用法と用量を調べてみた
(ただし、他の抗てんかん薬で効果不十分な場合)
治療(軽度~中程度の高山病の場合)1回250㎎を1日2回朝夕に分けて服用します。 ただし、重症の場合はすぐに低地に戻り適切な治療を受けてください
※服用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の服用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています。
◆日本での価格を調べてみた
◆副作用を調べてみた
- ダイアモックには利尿作用があるので、通常、朝1回、または朝と昼の2回に服用し、夜の服用は避けることが多いです。
- 服用後にめまいが起きることがあります。車の運転や高所での危険な作業などには注意してください。
◆使用禁忌を調べてみた
ダイアモックスは古くから使われている薬ですが、服用すると体内のカリウムイオンが失われます。長期に渡って服用する場合は、定期的に血液の検査を受けるとよいでしょう。また果物や野菜類を食べることで、不足しがちなカリウム分が補うことができますので、積極的に摂ると良いで
◆レビューについてを調べてみた
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