一般の鎮痛剤では効きにくい疾患にも効果「オルトラム(トラマドールジェネリック)200mg」
◆特徴/効果を調べてみた
有効成分であるトラマドール(トラマール)は、一般の鎮痛剤では効きにくい疾患にも効果を示すのが特徴で、オピオイドとも呼ばれています。また、モルヒネのような麻薬系強オピオイド系の薬よりも作用がおだやかで、便秘などの副作用も比較的にすくないと知られています。
この薬の一番目の鎮痛作用は、体の痛みの制御にかかわっているオピオイドμ受容体(中枢および末梢神経系に広く分布している受容体の一種)に働きかけることです。
また、下行性疼痛抑制系(ノルアドレナリン系とセロトニン系の神経系統が存在している)を活性化させることで、痛みを抑えます。
また、この薬の痛みをおさえる神経系統の働きを高めることにより、一般的な鎮痛剤では効きにくい癌の痛みや慢性疼痛といった特殊な痛みに対してもずいぶん効果が期待できます。
◆有効成分/用法と用量を調べてみた
- 使用量の目安
- 1日100~300mgを4回に分割経口投与
- 症状に応じて適宜増減
- 1回100mg、1日400mgを超えないこと
◆日本での価格を調べてみた
◆副作用を調べてみた
以下に該当する方は、オルトラム(トラマドールジェネリック)の使用を控えてください。
- オルトラム(トラマドールジェネリック)の成分に対する過敏症状のある方
- モノアミン酸化酵素阻害剤投与中又は投与中止後14日以内の方
- アルコールによる急性中毒、睡眠剤による急性中毒、鎮痛剤による急性中毒、オピオイド鎮痛剤による急性中毒又は向精神薬による急性中毒患者
- 治療により十分な管理がされていないてんかん患者方
◆使用禁忌を調べてみた
オルトラム(トラマドールジェネリック)はエフピー(パーキンソン病治療薬のセレギリン)とは併用できません。数日~2週間ほど間隔を開けて服用することをお勧めします。
飲酒はなるべく控えてください。アルコールの大量摂取により、めまいや眠気、肝障害、呼吸抑制などの副作用がでやすくなります。
◆さらに詳しいレビュー情報
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