珍しいゼリータイプ「マレグラ・オーラルジェリー(バイアグラジェネリック)」
◆特徴/効果を調べてみた
マレグラ・オーラルジェリーはインドの大手製薬メーカーから販売されている人気のED治療薬です。
PDE-5という酵素を阻害することで陰茎海綿体の血流を増加させ、性的興奮が起きた時に自然かつ強力な勃起を促します。
マレグラ・オーラルジェリーは有効成分シルデナフィルを含有しており、バイアグラのジェネリック医薬品です。
バイアグラと同じ成分・効果でお安いのが特徴です。
現在では有効成分シルデナフィルの用法や作用時間を改良したED治療薬が何種類か販売されていますが、臨床実績が最も多くネームバリューも高いシルデナフィルは現在でも根強く高い人気を誇ります。
本剤はゼリータイプなので身体に吸収されやすくバイアグラなどの錠剤タイプよりも即効性が高いのが特徴です。
また、水無しで簡単に服用できることも大きなメリットです。
服用のタイミングに水を探さずに済みます。
味もオレンジ・パイナップル・マンゴー・ラズベリー・ストロベリー・バタースコッチの7種類があり、美味しく頂けます。
◆有効成分/用法と用量を調べてみた
ED(Erectile Dysfunction)とは「男性の勃起不全・勃起障害」を指し、「性交時に十分な勃起やその維持ができずに、満足な性交が行えない状態」と世界的に定義されています。
性交できるレベルまで勃起しない・勃起までに時間がかかる・勃起を維持できない(中折れ)などで満足な性交をすることが難しい状態が日常的に続いている方は、いずれもEDの可能性が高いです。
男性は性的刺激を受けると脳の指令で陰茎の神経や血管内皮からNO(一酸化窒素)が放出されることで陰茎の血管を拡張させる物質(cGMP)が増え、陰茎海綿体の血流が増加して勃起が起こります。
性的興奮が収まると、今度はPDE-5(ホスホジエステラーゼ)という酵素がcGMPを壊すことで血管を収縮させ勃起が収まります。
これが勃起メカニズムの一連の流れです。
EDの方においてはcGMPが少なく相対的にPDE-5が多くなるために、陰茎の血管が拡張せず血流が十分に増えず勃起の発現や維持が難しくなってしまう傾向にあります。
EDの原因は加齢・心因性・器質性(糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病など)など様々な要因がありますが、どのような原因にしろEDは夫婦やカップルにとって深刻な問題になることが非常に多いです。
マレグラ・オーラルジェリーの有効成分シルデナフィルは、勃起を終わらせてしまう酵素であるPDE-5の働きを阻害してcGMPを長持ちさせることで陰茎海綿体の血管を拡張させ血流を増やし、勃起を促し維持します。
そのため、薬学的にはPDE-5阻害薬と呼ばれています。
有効成分シルデナフィルに性欲を増やす作用はありませんが、性行為前に服用することで勃起機能を一時的に改善させ、性的興奮が起きた時に自然な流れで強い勃起状態を導くことができます。
約70~90%のEDの方に症状の改善が見られたと報告されており、あらゆる原因のEDに有効です。
また、まだ研究段階ですがPDE-5阻害薬には心肺機能や運動機能の向上・動脈硬化の予防改善といった身体のアンチエイジング効果もあることが近年明らかになっています。
- マレグラ・オーラルジェリーを通常成人男性は1回25~50mgを性行為の約1時間前に服用します。水が白湯で流し込んでもいいですし、水なしでも服用できます。
- 100mgは海外で認められている用量で、小柄な日本人にとっては高用量であるため国内では承認されていません。
- 1回につき4分の1~半分量を服用し、残ったゼリーは密封して保管し、早めに使用してください。
- 高齢者・肝障害・腎障害など服用に慎重な注意が必要な方は、4分の1量から服用開始してください。
- 用量に限らず1日1回の服用です。次の服用時刻までは24時間以上間隔を空けてください。
- 効果発現には個人差がありますが、服用後15~30分程度で効果が現れ、その後約4~6時間ほど持続します。
- 有効成分シルデナフィルは食事の影響を受けやすく、食後に服用すると効果が減弱してしまいます。そのためマレグラ・オーラルジェリーは空腹時に服用してください。
◆日本での価格を調べてみた
日本の医療機関でもED治療薬は大人気で、泌尿器科やED専門クリニックだけでなく町の個人医院でも度々処方されることがあるほどメジャーな薬となっています。
自由診療のため保険適用外の全額自己負担であり、医療機関によって価格設定に差があるため事前に値段を確認することをお勧めします。
先発品バイアグラの価格相場は50mg1錠で大体1,500円~2,000円です。
ジェネリック医薬品の場合は50mg1錠1,000円前後です。
尚、国内に100mg製剤やゼリータイプの製剤はありません。
バイアグラ50mgのジェネリック医薬品を14錠(100mg7回分相当)処方してもらう場合、薬代はおよそ14,000円になります。
更に診察料などの受診費用が加算されると総額およそ17,000円~それ以上の金額が想定されます。
◆副作用を調べてみた
- マレグラオーラルジェリーの副作用は偏頭痛、ほてり、顔の紅潮、鼻水鼻づまり、目の充血、動悸、消化不良、筋肉痛のような身体の痛みなどの症状が報告されています。
- 多くの症状は血管拡張作用によるもので、軽度であれば数時間で治るのでさほど心配いりません。
- 症状が強い場合や1日以上経過しても改善しない場合はすぐに受診してください。
- 滅多に起こりませんが、重大な副作用として心血管系の異常、一時的な視覚障害、勃起機能喪失、陰茎損傷などが稀に報告されているので念のため注意が必要です。
◆使用禁忌を調べてみた
- 有効成分シルデナフィルでアレルギーや副作用が現れたことがある
- 循環器系疾患(狭心症、心不全など)
- 血栓性疾患及びその既往歴6ヶ月以内(血栓性静脈炎、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞など)
- 重度の不整脈
- 重度の低血圧(血圧<90/50mmHg)
- 重度の高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHgまたは安静時拡張期血圧>100mmHg)
- 重度の肝障害
- 重度の腎障害
- 網膜色素変性症(進行性の夜盲、視野狭窄)
- 未成年者
上記に該当する方はマレグラ・オーラルジェリーを服用できません。
上記以外でも心血管系に何らかの問題がある・肝障害・腎障害・高血圧・低血圧・高齢者の方はスハグラの服用に慎重な注意が必要です。
服用を希望する方は必ず医師に相談の上で服用を検討してください。
以下の薬剤を服用している方もマレグラ・オーラルジェリーを服用できません。
- ニトログリセリン製剤(硝酸薬)全般(内服、舌下錠、注射、外用など全ての剤形)
硝酸イソソルビド(商品名ニトロールなど)、ニコランジル(商品名シグマートなど)、ニトロ舌下錠、ニトロールスプレー、フランドルテープなど多数
心血管系疾患に多く使用される血管拡張薬です。 - 塩酸アミオダロン
商品名「アンカロン」
不整脈治療薬です。 - リオシグアト
商品名「アデムパス」
肺高血圧治療薬です。
その他にも飲み合わせに注意が必要な薬がたくさんあります。
併用薬がある方は、併用しても問題ないか必ず医師か薬剤師に相談してください。
グレープフルーツジュースを同時に摂取すると効果に影響を及ぼす恐れがあるので控えてください。
◆レビューについてを調べてみた
◆さらに詳しいレビュー情報
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