さらに食事の影響を受けない「ダイトール10mg」
◆特徴を調べてみた
- 心臓、腎臓、肝臓の機能低下に起因するむくみにお悩みの方
- 高血圧でお悩みの方
◆効果・効能を調べてみた
ダイトールは、尿排泄を促進することで、心臓・腎臓・肝臓の機能低下によるむくみ(浮腫)や、高血圧の治療に効果を発揮します。むくみの治療には利尿剤が使われますが、ダイトールは水分や電解質の強力な排泄作用を持つ、ループ利尿薬に属します。ループ利尿薬は、利尿薬の中ではいちばん作用が強いと言われていますが、カリウムを排泄するため、低カリウム血症(症状:高血圧・疲労・筋力低下・抑うつ・便秘など)の原因となることもあります。しかしダイトールには、カリウム保持性もあるため、他のループ利尿剤と比べると低カリウム血症が起こりにくく、さらに食事の影響を受けない、効果の出現が均等である等の特長を持っています。この強い利尿作用により、海外ではむくみの治療だけではなく、高血圧に対する降圧薬としても使用されています。
◆有効成分を調べてみた
◆用法と用量を調べてみた
- 1. うっ血性心不全-1日1回、1回10~20mgを服用します。期待された利尿効果が得られない場合は、効果が現われるまで倍量ずつ、200mgまで増薬します。
- 2. 慢性腎不全-1日1回、1回20mgを服用します。期待された利尿効果が得られない場合は、効果が現われるまで倍量ずつ、200mgまで増薬します。
- 3. 肝硬変-1日1回、1回5~10mgを、アルドステロン拮抗薬またはカリウム保持性利尿薬と併用して服用します。期待された利尿効果が得られない場合は、効果が現われるまで倍量ずつ、40mgまで増薬します。
- 4. 高血圧-1日1回、1回5mgを服用します。4~6週間後にも降圧効果が現れない場合は、1日1回、1回10mgを服用します。10mgに増量しても降圧効果が現われない場合は、他の降圧剤を併用します。
- 実際の服用にあたっては、医師の指示に基づき、服用してください。
◆使用禁忌を調べてみた
- 他のループ利尿剤と比べて、長時間作用します。
- ループ利尿剤であるフロセミドと比べて、低カリウム血症を起こしにくいとされています。
- 利尿作用だけではなく、水やナトリウムの貯留作用を阻害することにより、降圧作用を示すと報告されています。
- ダイトールを服用した人には、心不全のよる総死亡と心臓死が低いことが明らかになっています。
◆レビューについてを調べてみた
◆さらに詳しいレビュー情報
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