うつ病・うつ状態の方に「トリプトメール(アミトリプチリン)10mg」
◆特徴/効果を調べてみた
脳の中には情報を伝達する物質の意欲に関わる「ノルアドレナリン」と、気持ちを楽にする「セロトニン」という神経伝達物質があります。しかし、これらの物質が減少すると、やる気が起こない、気分が晴れない、といった心の症状や、眠れない、食べられないといった身体の症状があらわれる、うつ病・うつ状態を引き起こすとされています。
アミトリプチリンには、ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害する働きによりこれらの物質の量を増加させる働きがあります。ノルアドレナリンやセロトニンの量が増えて神経の働きをよくなると、不安な気持ちが楽になったり、気持ちを落ちついて意欲を高まるので、うつ症状が改善されやすくなります。
一方、アミトリプチリンは、副作用として抗コリン作用による口の渇き、眠気などが起こることがありますが、抗コリン作用により膀胱の収縮がおさえたり、尿もれを防ぐ働きがあります。さらに、気持ちを和らげて睡眠を深くする作用があるので、子どもの遺尿症や夜尿症(おねしょ)の治療にも用いられます。
また、アミトリプチリンは末梢性神経障害性疼痛にも使われます。神経障害性疼痛とは、神経の障害や損傷、変質などから起こる痛みですが、アミトリプチリンは神経への痛みの伝達を抑制する働きがあるので、神経痛や慢性疼痛、頭痛など、様々な痛みの改善にも使われています。
◆有効成分/用法と用量を調べてみた
- 通常、成人1日30~75mgを初期用量として、次第に1日150mgまで増やして、分割して服用する。まれに300mgまで増量することもあります。
- 夜尿症:1日10~30mgを寝る前に服用します。
- 末梢性神経障害性疼痛:通常、成人1日10mgを初期用量とし、その後、年齢、症状により適宜増減しますが、1日150mgを超えないこと。
※服用する際には、説明書をよくお読みになってください。
※薬の服用にあたって、医師の指導を受けられることを推奨しています
◆日本での価格を調べてみた
◆副作用を調べてみた
- 抗コリン作用による口の渇き、眠気、めまい、立ちくらみ、便秘などの副作用が報告されています。特に飲み初めは眠気やめまいを起こすことがありますので、車の運転や高所での危険な仕事などは気を付けてください。
◆使用禁忌を調べてみた
うつ病の治療については、通常、効果が出てくるには二週間程度かかります。少量より服用を開始し、次第に効果のあらわれる量まで増やしていきます。効果を感じる時期や量は個人差が大きいですが、効果が現れるまで服用を続けましょう。
◆レビューについてを調べてみた
特に副作用もなく、毎日快適です。
もっと早く試せばよかったで
◆さらに詳しいレビュー情報
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